タイのことわざ

サワッディーカップ!

バンコク猫です


先日タイ人の知人と話していた際に、知人が不意にタイのことわざを言いました。


そのことわざの意味が何となく日本のことわざと似ていたので、それはどういう意味か聞いてみたところ、やはり日本での意味と全く同じだということがわかりました。


これは面白いと思い知人にいくつか他のことわざについて教えてもらったので、今回は動物の名前を使ったことわざを紹介していきたいと思います。

กบในกะลา(ゴップナイガラー/ココナッツの中のカエル)

このことわざは最初にお話ししたタイ人の知人が言った言葉はこのココナッツの中の蛙でした。


その時に僕はなんか日本の井の中の蛙に似てる表現だなーと思い聞いてみると、そのまんまの意味でした。


ココナッツの中だけをすべての世界だと思い、実際には外に広い世界があるにもかかわらず狭い世界だけで威張っているような人に対する言葉だそうです。


多分こういうのって世界共通の感覚だと思うので他の国にも似たようなことわざがあるかもしれません。

ไก่ได้พลอย(ガイダイプローイ/ダイヤモンドを手に入れたニワトリ)


このことわざも比較的わかりやすいことわざではないかとおもいます。


このことわざの意味は、、、豚に真珠です。


ニワトリにダイヤモンドを渡しても、どうせ価値なんかわからないので渡すだけ無駄というこです。


価値のわからない人に価値のあるものを与えても無駄だという意味になります。
まあこれも大体日本のことわざと一緒ですね。

จิ้งจกเปลี่ยนสี(ジンジョックプリアンスィー/色が変わるヤモリ)


このことわざの意味は分かるでしょうか。
なんだか少し意味が分からない感じかもしれません。


このことわざの意味は環境によってコロコロと意見が変わる人のことを言うことわざです。


よく言えば柔軟な思考、悪く言えば自分の意見を持っていないということになります。
まあこの場合は悪い意味のほうが強い感じです。

นกสองหัว(ノックソンフア/頭が2つある鳥)


このことわざの意味は分かりますか?
少し難しいかもしれません。


二つ頭のある鳥なんてただの化け物ですよね


ちなみに正解は、、、


卑怯なコウモリという意味です。


イソップ童話の卑怯なコウモリのように有利のほうの味方をして、形勢逆転するとすぐに裏切るというような卑怯なさまをいうことわざのようです。


でもなんで二つの頭がある鳥なんですかね笑

หมาหวงก้าง(マーフワンガーン/骨を独り占めしている犬)


このことわざは骨を独り占めしている犬です。


これはそのままですね。


いじわるという意味です。


タイ人に対して犬みたいとか水牛というのはかなりの悪口になるのでことわざに使われているということは意地悪な相手に対してかなり嫌悪感があるときに使われる言葉なのではないでしょうか。

今日の単語

กบ(ゴップ):カエル

ไก่(ガイ):ニワトリ

หมา(マー):犬

นก(ノック):

จิ้งจก(ジンジョーク):ヤモリ

まとめ


今回のことわざは動物の名前が入っていることわざのみを紹介しましたが、タイにはまだまだ面白いことわざがありますので、これからどんどん紹介していきたいと思います。


語学を習得するためには興味を持ったり、楽しみながら学習することが1番の近道だと思ていますので、僕自身もいろいろな面白いことわざなども探して紹介できたらと思ています。


それでは今回はこの辺で